2017年2月9日木曜日

クラウドファンディングの失敗例を聞いてみた

今日の話題はクラウドファンディングである。

実はクラウドファンディングには少し前から興味があり
丁度何か面白い話もってる人はいないかなぁと思っていた所、
意外と身近に失敗談をもっている人を発見した。

今回の主役であり、現在クラウドファンディング2連敗中の中島氏だ。
彼は現在カードゲームでクラウドファンディングに2度挑戦しているものの失敗しているとの事で、一度話を聞いてみた。

※こちらの画像は今回の記事の中身に関係ありません

成功談ではなく失敗談というところがミソである。
失敗談を教えてくれるなんて、なんて心優しい人なんだ。
こんなに面白そうな話を1人で聞くのはもったいない…ということで
仲良くしているApplovinの坂本さんFluQuarの金さんSupershipの高橋さんをお呼びして皆で話を聞いてみることにした。

中島:今までに2回クラウドファンディングを実施しました。1回目はReadyforというプラットフォームを使いました。


坂本(Applovin):なんでReadyforにしたんですか?


中島:クラウドファンディングのプラットフォームだと資金を集めると手数料がかかるじゃないですか。いろいろ探して見たんですが、どのプラットフォームも20%ぐらいが手数料の相場です。
つまり50万円の資金を調達すると、10万円がプラットフォームに手数料としてとられる形ですね。
どこもそんなに手数料が変わらなかったので、まずはReadyforに登録してやってみることにしました。


坂本:Readyforって誰でも登録できるんでしたっけ?


中島出来ます。
クラウドファンディングを分けると大きく2種類あって、キュレーターと呼ばれる、各プロジェクトが資金を集められるようにアドバイスしてくれる人が付くところと、つかないところがあるんですね。


Kim(FluQuar):Readyforは凄くサポートがしっかりしてるもんね。


中島:そうですね。
マメに電話してくれてプロジェクトの状況などを確認してくれて、こちらから相談もさせてくれました。


Kim:1つのプロジェクトの価格設定までアドバイスしてくれて、しっかりコンサルティングしてくれるの


中島:そうです、そうです。
ページなどのアドバイスもくれて資金が集まりやすいような文言なども教えてくれます。
一方でCAMPFIREみたいなところは手数料が凄く安くて、5%なんです。
でも手数料が安いかわりにキュレーターが付かないので、全て自分でやらないといけないんです。
宣伝などもしてくれないので、元々コンテンツが強い所がCAMPFIREみたいなところを使うのが良いですね。


坂本:なるほど。で、Reardyforでの資金調達は上手くいったんですか?


中島:今回は2ヶ月ぐらいの期間で募集をかけ、目標金額を35万円に設定しましたが、あまり上手く行きませんでした。
カードゲームって1つの単価は数千円と高めなんですが、プレイヤーの数があまり居ないんですね。
でも最近いろんな所でボードゲームなどのイベントが行われていて、入場者も順調に増えているんです。


Kim:カードゲームってプレイヤーだけが増えているのか、ゲームの種類が増えているのかどっちですか?


中島プレイヤーですね
実際即売会などに行ってみると、2000円とか3000円とかでバンバン売れてるのをみて、自分がデザインとかが出来るのでこの流れに乗ろうと思って参入しようとしました。


坂本:そんな市場があるんだ。知らなかった。。


中島:ただReadyforは社会的な要素が強い媒体なので、カードゲームを作っても何かしら社会貢献という文脈に乗せないといけないんですよね。
自分もどうしようかという事で、「子供が楽しく遊べる」みたいなテーマでやっていきました。
実際やったこととしては、カードゲームにるびをふったりして小さな子も遊べるようにしていきました。


実際集まったお金が25万ぐらいで、目標には届きませんでした。
来てくれた人はプラットフォーム(Readyfor)から来てくれたのが半分ぐらいで、プラットフォームの力が強いなと感じました。


坂本:達成しなかったとはいえ結構集まったんですね。それだけ集まったら余裕で作れちゃうんじゃないんですか?


中島:金額を見るとそこそこ集まったように見えるんですけど、カードゲームのサイズと品質で印刷するのがとても高いんです。
つまり製造原価が凄く必要になるんですよね。なのでこの原価を下げれるようにしようということで試行錯誤して、最終的に原価を大きく抑えることに成功しました。


一同:へぇ〜〜〜すごい!


中島:原価が下げられたので必要資金が減ったということで、ReadyforからCAMPFIREに変更して、再度チャレンジしました。
ただCAMPFIREに変えたはいいものの問題が起きました。
CAMPFIREはReadyforみたいにプラットフォームに全然人がいないんですよ。
なのでコンテンツの力やフォロワーの数が必要なんですよね。


坂本:CAMPFIREに「面白いプロジェクトないかな〜」って探しに来てる人が全然いない、ってことですね。


中島:それともう1つの問題が、CAMPFIREは1投資あたりの金額を3000円以下に出来ないようになってるんです。それ以下にしてしまうとネットショップみたいに、物販のためにプロジェクトを立ち上げる人が出て来てしまうのでそこを防止しているらしいんですよね。
でもカードゲーム1つに対して3000円って高いじゃないですか。
よくあるUNOとかだとコンビニで1000円ぐらいで売ってますし。


Kim:たしかに。


中島:というわけで結局10万ぐらいしか集まりませんでした。
結果的にはクラウドファンディングじゃなくても出来るんじゃないかという事で今試行錯誤をしていて、自分でやってみようと思っています。


今後のクラウドファンディングの使い方としては認知拡大のための広告みたいな形や、クレジット決済用として使っていこうかなと思っています。


ただ今の流れであるカードゲームブームみたいなのもいつかはしぼんでしまうと思っているので時間がないなと思っています。


坂本:しぼんでいくの?


黒上:オンゲとかみたいに結局コアユーザーしか居なくなっちゃうんじゃない?


中島:そうなんですよね。


黒上:でもカードゲームとかボードゲームって日本より海外の方が盛り上がってたりするよね。


Kim海外はマーケット凄い大きいよね


中島:ドイツとか凄く大きいですよね。


Kim東南アジアも盛り上がってるよ!ヴァンガードとかも盛り上がってるよ!


中島:やっぱり世界を狙っていきたいですね。


坂本:ちなみにそのカードゲームって作るのどれぐらい大変なんですか?


中島:それがね…簡単なんですよ。システムを考えるのは実際そんなに時間かからないです。


高橋:またまた〜〜!それは出来るからそう思うんですよ〜〜


中島:カードゲームって何回かプレイしてると、そのゲームの面白さとかポイントがわかってくるんですよね。
その面白さって実は全部のゲームで共通してるところがあって、思考のバランスなんですけど、そのバランスをどこに持っていくかでターゲットも変わるんですよね。


運寄りにすると初心者向けになるし、思考寄りにするとよりコアなゲーマー向けになる。そこのバランス調整だけで、あとは実はそんなに難しくないです。

それではそろそろ今回のカードゲームをやってみましょう。



と、ここから実際にプロジェクトで作成したカードゲームを遊ばせてもらったのだが…
これが、すごく面白いのである!

戦略とかを考えつく間もなく一番負けしたことは是非秘密にしていただきたい。

しかし…かなりカードゲームに興味が湧く1日となったのであった。

今回の中島氏の公式WEBを貼っておくので、興味がある方は訪れて見てくださいね。
http://polygonotes.com/

(アフィリエイトじゃないから安心して踏んで良いんだよ)

これからも色んな事をしている人々にいろいろ話を聞いてみて面白いものをシェアできれば…なんてな。

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