2017年1月28日土曜日

アプリの海外展開でまず考えるべき事5つ

以前広告代理店で働いていた時にモバイルアプリの海外展開のお手伝いをよくさせてもらって居たのだが、割りとこういう質問を受ける事がある。

「このアプリ海外で上手くいきますか?」

とてもざっくりしている。
というか、海外ってどの国の事やねん、上手くいくの基準は何やねん、とか思いつつお話を進めていくと、とりあえず海外にいかないと駄目な気がするけどどうしよう…みたいな話に落ち着く事が多い。

というわけで、今回は代理店などに海外展開の相談をするまでに考えて欲しい事5つをまとめて見よう。

■ターゲットの国
一番大事である
ご存知の通り、日本以外の国はそれぞれ独自の文化を持ち、違った常識で動いている。
例えば日本でゲームというとドラクエやFFなどを連想する人が多いと思うが、アメリカではCALL OF DUTYだったり中国ではその辺のMMORPGだったり、国によって国民的ゲームのジャンルは違うのである。

では貴方のアプリのジャンルは何なのか。
それを踏まえてターゲットを決めないと企画倒れである。



■カルチャライズはどこまでするのか
これは意外と考えてない所が多い。
カルチャライズとは、ターゲットの国の文化などに合わせてゲーム内のイラストや音楽などを今あるものとは別の物にし、ターゲットの国の国民が親しみやすいアプリに改良することなのだが、これをしないところが割りと多い

少し考えてみて欲しいのだが、
例えば中国で作られたゲームをプレイしたとき貴方はどういうコメントをするだろうか。
「ただの中華ゲー」
こんなコメントを残すのでは無いだろうか。

つまり同じことで「ただの日本ゲー」になっては、現地ではあまり受け入れてくれないのである(といいつつ日本クオリティみたいなのもあったりするが。)

もし貴方がターゲットの国で本気を出すのであれば少し考えていただきたい。


■マネタイズは変更できるのか問題
日本で一番ポピュラーなマネタイズ、そう御存知の通りガチャである。
ガチャのおかげで日本のモバイルゲームアプリの市場が大きくなったと言っても過言ではないだろう。

しかし海外にはあまりガチャが浸透していない所がある
たとえばアメリカもその1つだろう。
今ではそういったマネタイズもあるようだが、古くからあるマネタイズは時間短縮である。
シミュレーションなどでは建物の建設の時間を短縮するために課金アイテムを使うなどというような仕組みをよく見かける。

マネタイズはもちろん複数の要素があった方が良いが、基本的なマネタイズを変更すべき国もあるという事を覚えていて欲しい。


■広告にどれぐらいお金を掛けられるのか
広告費は一番お金がかかるところなのだが、
一定の予算だとしても、ターゲットによって出来ることがかなり変わってくる。

また日本は広告媒体がかなり豊富に用意されているが、他国はそうでもなかったりする。

ざっくりでも多少上下しても良いのだが
ある程度出せる予算を決めておかないと、そもそもターゲットの国で広告ができるのかすら分からない状態なのである。

■どれくらい本気なのか
海外展開の相談を貰った時に一番聞いた言葉が
「将来的に」「ゆくゆくは」「なんとなく」
みたいな言葉である。

日本のモバイルの状況は3ヶ月に1回は変わると言われている事は皆さんご存知だろう。
それは日本だけではなく海外もそうである。
そして先も読めないものなのである。

もし相談をする時は、どれくらい本気なのかを教えていただけないと
全てを本気でお話することが出来ないのでとても助かったりする。

以上元広告代理店勤務が考える、クライアントさんに考えて欲しい5つの事でした。

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